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当店の門松は江戸時代より伝統文化を継承しているかたちです。 門松は二対で一門(ひとかど)です。 門松はご要望により、おまじない・新月炭なども入れて創ります。大きさは高さ4尺(1.2メートル)から7尺(2.1メートル)までです。ご注文はお早めに御願い致しますね。  ありがとうございます。 感謝  22/12/29 11:36 / 門松

門松を29日に建てる風習が増えて来ました。
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みなさん、こんにちは。

御機嫌(ごきげん)よう。

今回のテーマは

門松を29日に建てる風習が増えて来ました。

私のお店では門松を22日、冬至の日に建てることが

増えています。

この冬至の日は一年で一番太陽の日照時間が一年で短く

一番夜が長い日です。

言い換えれば、冬至は昼間が最も短くこれから陽が

長くなっていく日であり、極限まで弱まった太陽が

復活することを意味します。

お話を戻しますね。

門松は戦後、クリスマスの後に飾る方向にシフトしました、

これも世の中の流れと思います。

しかし、この流れで29日に建てる方も徐々に増えてきています。

それは29日の日は福を呼ぶ日と言う語呂合わせで合えて

29日に建てる方が増えてきたのです。

これも時代の流れですね。

今まで29日は二重苦となり縁起が悪いと言われて

来ましたが、これも言葉の語呂合わせです。

門松を建てるタイミングの意識に変化して来たのです。

また31日は一日飾り、一夜飾りとして

神様をおろそかにするから縁起が悪いと言われています。

門松は自然の中の流れで飾るタイミングと私は思います。

閃きで31日に飾りたいと思えば、31日に飾ることも

アリだと私は思います。

神様は本来、自分とのアイデンティティーの同一性

なのです、感謝してお飾りすれば、それはそれで

良しとなるのです。

私の場合は世界の流れ、自然の流れのタイミング

冬至にお飾りしています。

神仏は自分が信じていれば、アイデンティティーとして

意識は動くのです。

門松は松竹梅を飾るのが一般的です。

当店の門松は松竹梅でお飾りしています。



松竹梅の意味は

松は常緑樹で砂地や岩だらけの厳しい環境でも育ち、

真冬であっても新緑の葉をつけます。

千年の樹齢を保つことなどから長寿の象徴として

吉祥文様とされています、それだけ松は生命力が強く、

葉が常緑であるため一年中、緑が青々しているからです、

また長寿や健康の象徴とも言えます。



竹の意味は

竹は竹取物語に代表されるように「子供」の意味があります。

竹は約3か月で親と同じ大きさまで成長します。

竹は、まっすぐと天に向かい伸び、一年を通じて

みずみずしい青い葉をつけ、旺盛な生命力と中空で、

節がありますがこれは裏表のない高潔さと節操を意味します。

竹には節度を持ち人生を迷うことなくまっすぐ

進むことができるようにという願いが込め竹は植物のなかでも

一番成長が早い事から生命力・成長の象徴であり

子孫繁栄の意味もあります、また、節があることから、幸せな人生の

節目を迎えることができると言う意味もあります。



梅の意味は

寒い冬から春になると、桜が満開になりますが

その桜が咲きほこる前の、まだ寒く春が遠いときに

梅は咲きほこります。

まだ寒さ厳しい冬に色鮮やかな花を咲かせる木が梅なのです。

そんな梅に江戸時代の日本人は、気高さ、高潔を感じ、

縁起物として扱うようになりました。

ちなみに、梅は、上品という花言葉を持っています。

特に新春を彩るものとして定着しています。


以上でございますが、たまに当店でも

お客様のご依頼により南天、千両、万両なども

使い門松を建てることがありますが、実が落ちるので

今は、あまりお勧めしていません。

赤い実は難を避けて厄除けとしての意味があります。


また、また、お話を戻しますが、29日に門松を

建てる、31日に閃きで門松を建てることについては

神仏の障りはないと私は思います。

迷信と言えば迷信ですが、神仏は実在しますよ。

ありがとうございます。感謝

[更新日付:2022/12/29 11:36:07]