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14/03/08 06:17 / 今日の選日と二十四節気と七十二候

今日は、選日(せんじつ)小つち・天赦日・三輪宝(三隣亡)・一粒万倍日です。
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みなさん、おはようございます。

今日3月8日(土曜日)は、

選日(せんじつ)

小つち・天赦日・三輪宝(三隣亡)・一粒万倍日です。


まず選日(せんじつ)の簡単なご説明です。

暦注の中で六曜・七曜・十二直・二十八宿・九星・暦注下段

以外のものの総称です。

撰日とも書き、また雑注とも言われています。



小つち、についてのご説明です。


日の干支の組み合わせによる選日です。

小つちは大つちの(庚午、かのえう先月の28日、金曜日)

から一昨日、(丙子、ひのえね6日、木曜日)の間の7日間の

1日開けて、今日の戊寅(つちのえとら)から

14日、金曜日、甲申(きのえさる)までの

7日間を言います。


その7日間、犯土の期間には、土公神(どくじん)が本宮

あるいは土中にいるため、土を犯してはならないのです。

簡単に言えば、つまり、穴掘り、井戸掘り、種まき、

土木工事、伐採など土いじりは

一切慎むべきとされています。


特に、地鎮祭等の建築儀礼には凶日とされています。

これらの内容は土用と共通しています。


尚、イヤシロチ(炭素埋設)の施工に関しては、小つち、

でも、施工方法の仕方により、障りはありません。









お気軽に、お尋ね下さいしね。



続いて、天赦日(てんしゃ‐にち)のご説明です。

この日は、百神が天に昇り、天が万物の罪を

(ゆる)す日とされ、最上の大吉日です。

楽しんでくださいね。



また、続いて三輪宝(三隣亡)(さんりんぼう)のご説明です。


みなさん、三隣亡(さんりんぼう)は迷信の最たる

ものですが、暦を見て、暦に執着している方は

これを恐れ、信じている人も数多くいることも事実です。

迷信と言えど、一度、暦を見てしまうと、信じなくても

信じてしまう、癖がある方には、恐ろしい選日(せんじつ)の

一つとなってしまいます。


三隣亡の意味です。

この日に家作り、建築儀礼を行うと隣近所に災いを

及ぼしたり、工事にかかわる大工さんが大怪我をする

日と言われています。

建築上の凶日とされています。


本来は、さんりんぼうとは、 明治以前は三輪宝といい

「家建ててよし」と暦には書かれ吉日でしたが、後に

三隣亡(三件隣まで滅ぼし日)と書かれたことから、

こちらの暦のほうが大流行してしまい現在でもその流れが

受け継がれています。

人々は良いことより悪いことを言われたほうが物事を

信じやすいと言う深層心理は、今も昔も変わりありませんね。



続いて一粒万倍日のご説明です。


一粒万倍日とは、

いちりゅうまんばいび、

いちりゅうまんばいにちと読みます。

単に万倍と呼ぶこともあります。

一粒万倍とは一粒の種が万倍にも実ると言う吉日です。

この日は何事を始めるにも良い日とされ、特に仕事始め、

開店、種まき、開業、土地、家屋の購入、

お金を出すことに吉であるとされています。

ただし、借金をしたり人から物を借りたりすることは、

苦労の種が万倍になるので凶とされています。

一粒万倍日は数が多く他の暦注と重なる場合があり、

吉日と重なったら一粒万倍日の効果が倍増し、

凶日と重なったら半減すると言われています。

みなさん、今日は得・徳を積み、一粒の種(徳・得)が

万倍に実ると言う吉日ですので、

人の喜ぶこと、物が喜ぶことをしましょう。

お掃除する日でも良いと思います。


今日は、選日(せんじつ)が多い日です。

良いところをチョイスしてくださいね。

ありがとうございます。 感謝

[更新日付:2017/04/26 08:03:23]