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20/02/22 10:48 / おまじない(魔法)と潜在意識とイヤシロチ

八十禍津日神 (やそまがつひのかみ 禍津日神)と日本神話に出て来る神様のお話です。
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みなさん、こんにちは。

今回のテーマは

八十禍津日神 (やそまがつひのかみ 禍津日神)と日本

神話に出て来る神様のお話です。

神話でイザナギの尊とイザナミの尊は結婚しました、そして

最初に生まれたのが淡路島(あわじしま)で、その後、

四国や、九州や、本州や、そのほかのたくさんの島々が

生まれました。

島ができあがると、妻のイザナミは、それぞれの島を治める

神様を生みました。

それに続いて、石や土の神様、家の神様、風の神様、

川や海の神様、山の神様と、たくさんの神様が生まれて

きましたが、火の神様を生んだとき、イザナミは大やけどを

してしまいました。

大やけどに苦しみながら、イザナミはなおも、

粘土(ねんど)の神様や、水の神様、鉱山(こうざん)の

神様などを生みました。

無理を重ねたイザナミの体は、みるみるうちに弱って

ゆきます。

イザナギはけんめいに看病(かんびょう)をしましたが、

そのかいもなく、イザナミはとうとう亡くなって

しまいました。

イザナミが亡くなってからしばらくの間、イザナギは一人

で悲しんでいましたが、どうしてもがまんすることが

できなくなりました。

そこで、死者の国まで妻をむかえに行こうと思い

たちました。

死者の国は、黄泉(よみ)の国といって、深い地の底に

あるのです。

イザナギは、地の底へと続く長い暗い道を下りて行きました。

ようやく黄泉の国に着くと、イザナギはとびらの前に立ち、

イザナミに、自分といっしょに地上へ帰ってくれるよう、

優しく呼びかけました。

ところが中からは、イザナミの悲しそうな声が帰って

きました。

どうしてもっと早く来てくれなかったの。

私は、もう黄泉の国の食べ物を食べてしまいました。

ですから、地上へはもどれないのです。

けれども愛するあなたのためですから、地上へ帰っても

よいかどうか、黄泉の国の神様にたずねてみましょう。

それまで、私の姿を決してのぞかないでくださいね。

そう言われて、イナザギはじっと待っていましたが、

いつまでたっても妻からは返事がありません。

とうとう待ちくたびれたイザナギは、小さな火をともして、

妻を探すために黄泉の国へと入っていったのです。

黄泉の国は、どこまでも真っ暗なやみが続いています。

うす暗い灯りをもって、目をこらしていたイザナギは、

思わず「あっ」とさけんで立ちつくしました。

何とそこには、くさりかけてうじ虫がいっぱい

たかっている、イザナミの体が横たわっていたのです。

おまけにその体には、おそろしい雷神(らいじん)たちが

とりついています。

あれほどのぞかないでと言ったのに、あなたは私に

はじをかかせましたね、 自分のみにくい姿をのぞかれて

しまったイザナミは、かみの毛を逆立ててすさまじく

おこりました。

イザナギをつかまえて、殺しておしまい。

イザナミがそう命令するや、黄泉醜女(よもつしこめ)と

いう悪霊(あくりょう)たちが、イザナギをつかまえよう

と、あちらからもこちらからもわき出るように現れました。

イザナギは地上へ続く黄泉平坂(よもつひらさか)に

向かって、必死ににげました。

イザナミと黄泉醜女たちは、すさまじい勢いでせまって

きます。

イザナギはけんめいに走りながら、かみに結んでいた

かざりを放り投げました。

するとかみかざりからはたちまち野ブドウの木が育って、

たくさんの実がなりました。

それを見た黄泉醜女たちは立ち止まって、実を食べ始め

ましたので、そのすきに、イザナギはどんどん走りました。

けれどもしばらくすると、また悪霊たちが追いついて

きます。

イザナギは、こんどはかみにさしていたくしを放り投げ

ました。

すると、そこからはたけのこが次々に生え、黄泉醜女たちは

また立ち止まって、食べ始めました。

こうしてけんめいににげるイザナギの行く手に、ようやく

地上の世界が見えてきました。

しかし黄泉醜女たちは群れをなして追いついてきます。

イザナギは片手に持った剣を後手にふり回して防ぎながら

ようやく坂のふもとまでたどり着くと、そこに生えていた

桃(もも)の木になっていた実を三つもぎとって、

黄泉醜女たちに投げつけました。

すると、桃の実がもっている不思議な霊力(れいりょく)に

おそれをなした黄泉醜女たちは、みんなにげ散って

しまいました。

この時、黄泉から帰った伊邪那岐命が禊を行って黄泉の

穢れを祓ったときに生まれた神様が八十禍津日神

(やそまがつひのかみ 禍津日神)です。

八十禍津日神様はイザナギが禊を行った垢(あか)から

生まれたというヤソマガツヒ様は由来から後に厄除けの

神として信仰を集めています。

説明

神名の禍(マガ)は災厄、ツは上代語の格助詞の日(ヒ)は

神霊の意味です。

マガツヒの名義は災厄の神霊という意味になります。

神産みで、黄泉から帰った伊邪那岐命が禊を行って黄泉の

穢れを祓ったときに生まれた神様で古事記では八十禍津日神

(やそまがつひのかみ)と大禍津日神(おほまがつひのかみ)

の二柱です。

日本書紀、第五段第六の一書では八十枉津日神

(やそまがつひのかみ)と枉津日神(まがつひのかみ)と

しています。

これらの神は黄泉の穢れから生まれた神様で、災厄を司る

神様とされています。

神話では、禍津日神が生まれた後、その禍を直すために

直毘神(なおびのかみ、神直毘神、大直毘神)二柱と

伊豆能売が生まれています。

以上ですが、私と一緒にコラボをしている新城市の神主様

に、この八十禍津日神 (やそまがつひのかみ 禍津日神)様

を御幣に開運、神雛と書きこんで頂き、として

八十禍津日神様も書きこんで頂きました。

厄除けの大本の神様ですので、今回の新型コロナウイルス

などにも、ご利益があると考えます。

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開運 御幌神社、宮司 野下様

ご連絡先

090-2266-2530

今回は神様のお話でした。

ありがとうございます。感謝

[更新日付:2020/02/22 10:48:27]