みなさん、こんばんは。
古来から櫛(クシ)は呪術(おまじない)に使われてきました。
日本では古来、櫛は別れを招く呪力を持っていました。
また、別の意味として魂の宿る頭に飾るものでもありました。
古事記で、イザナギ命は、妻のイザナミ命が差し向けた追っ手から逃れるために、
竹の櫛の歯を筍に変えて後ろに投げ捨てました。
現代風で言うと破損した櫛を投げつけるのは離婚を要請するしぐさと言われています。
また、同じく古事記で大蛇を退治しに出向くスサノオ命はクシナダヒメを櫛に変えて自分の髪に挿しました。
クシの威力はすごいですね。
私の考えでは人の髪には霊がつき易く、その霊を取る為にも使われていたような氣も致します。
使い方によっては福を呼ぶアイテムにもなります。
クシを綺麗にしてクシに感謝すると良いことが起きるかも知れませんよ。
ブログをご覧頂いている皆様のご健康と御多幸を心より祈りつつ。
ありがとうございます。 感謝