みなさん、おはようございます。
先日の台風は浜松市内に住んでいる方に取っては、とても
多くの学びを与えてくれました。
この学びも、達磨さんのように、何度転んでも、起き上がる
意識が必要ですね。
ところで今日、10月5日は達磨忌(だるまき)です。
ダルマさんといえば、お寺やお宮の縁起物(えんぎもの)と
してのダルマさんです。
ダルマが何度転んでも起き上がるのを縁起としたのです。
人生もこの通りですね、何度転んでも、すぐ起き上がり
人生を楽しむことですね。
達磨大師様は、禅の公案の中に、中国に到着した時、
梁の国の武帝(在位502-549)と交わした会話が伝えられて
います。
それによると武帝が私は今までたくさん寺を造り僧を
育てて来た。
これはどのくらいの功徳になっているだろうかと聞くと
達磨大師は「功徳は何もない」と答え、では仏教における
聖なる真理は何か、と聞くと大師は、空っぽで何もない、
と答え、更に武帝が、何もないというのなら、お前は
何者だと聞くと「知らぬ」と答えたといいます。
人生は因果の原因と結果です、何々をすれば、何々が原因と
なり結果に繋がりますが、見返りを求めた、原因は、期待を
裏切ったりします。
また、自分の起こした原因に対して、当てにしたしても
期待は裏切る可能性があります。
達磨大師は、このように、期待すると期待は裏切られるので
淡々と生きなさいと言う意味だと私は思います。
どんなことが合っても、それが、どうしたのです。
前向きな意識を見返りに期待せず、生きて楽しんでいれば、
チャンスは必ず訪れることを達磨大師は言っています。
七つ転んで八つ起きる、この境地ですね、人生は転んでも
すぐ起き上がり次のことを楽しむ意識は素晴らしいことだと
私は思います。
みなさん、人生を夢と希望を持って諦めずに楽しく
歩きましょうね。
ありがとうございます。感謝