ログイン名パスワード
<< 2024/04 >>123456789101112131415161718192021222324252627282930
12/05/16 05:16 / 簡単な六曜と廿八宿・十二直・二十七宿と下段、暦注のご説明

簡単な暦の見方です。
記事へのリンク



みなさん、おはようございます。

みなさん、いつも今日の暦で運気をアップをご覧頂きあがとうございます。

心より感謝致します。

PCでご覧になっている方は、私のブログ上のデフォルトに

簡単な暦の見方を記載してありますが、簡単すぎて

解らないと言うご意見もありましたので、明日からは

暦注を少しつづ、掲載して行きます。


暦注とは

暦の本に記載されている事項です。

暦のあれこれ簡単にご説明です。

1・七曜とは。

曜日の名を冠して日曜日、月曜日、火曜日、水曜日、木曜日、金曜日、土曜日と呼んでいます。


2・干支(えと・かんし)とは

十二支は、子(ね、ねずみ)からはじまる十二種類の動物が毎年交代して動きます。

子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥の12個です。

十二支の動物の意味説明

子(ねずみ)


「子」ね(ねずみ)、すぐに子ねずみが増え成長することから

子孫繁栄の象徴です。(行動力と財力の象徴)

23時–1時、方位は北を表します。


丑(うし)

丑(うし)丑は牛を指し、古来より人間と深く

馴染みのある家畜のひとつで、大事な食料であり、

農作業や運搬などの労働力であった牛は、粘り強さと誠実

を表します。

また、時刻は1時–3時、方角は北よりの北東を表します。

時間を表す時に聞かれる「草木も眠る丑三つ時・・・」とは、

午前2時から2時半の一番夜が深まる時間を差しています。




寅(とら)

寅(とら)始まりまりを表す縁起のいい動物として

昔から喜ばれています。張子のトラもそのひとつです。

決断力と才知の象徴を表します。

時刻は3時–5時、方角は東北を表します。

隣の丑と寅の中間は丑寅で、鬼門とされ、鬼や穢れが

侵入しやすい方角として、魔よけの護符などを貼ったりします。


卯(う-うさぎ)

兎の穏やかな様子から家内安全、跳躍する姿から飛躍を表します。

また、五穀豊穣をつかさどるとされています。

時刻は5時–7時、方角は東を表します。



辰(たつ-りゅう)

伝説の動物。辰(たつ)の字は「振」や「震」の意に

通じ、雷や春の芽吹きなど、大自然の躍動・鳴動を

象徴しています。

伝説の生き物・龍は瑞祥と言われ、古来中国では権力の

象徴として扱われています。

また、正義感と信用の象徴とされています。

時刻は7時–9時、方角は東南微北を表します。



巳(み-へび)

生命力の強いヘビは「命」そのもののシンボルとして、

また稲作の守り神として信仰されています

そこから転じて、財産の守神にもなりました。(探究心と情熱の象徴)

時刻は9時–11時、方角は南東微南を表します。




午(うま)
馬は昔から神聖な動物でした。

豊作や病気からの回復を願って絵馬を奉納する風習があります。

時刻は11時–13時、方角は南を表します。



未(ひつじ)
「未」の字は、象形文字で木の枝葉の茂った様を表しています。

また、未の月にあたる6月は、様々な作物が成熟する大切な季節です。

豊作への願いがこめられています。(家族の安泰と平和の象徴)

時刻は13時–15時、方角は南西微南を表します。



申(さる)

山の賢者で、山神の使いと信じられています。

また、水の象徴として、日照りや大火事を防ぐという意味がこめられています。

お正月に猿回しが縁起がいいとされるのは、一年間を火事なしですごせますようにという願いがあるからです。
(利口と好奇心を象徴しています。)

時刻は15時–17時、方角は南西微北を表します。




酉(とり)
本来、「酉」は稲を始めとする穀物の結実・収穫を象徴していました。

その酉が取り込むの「取」に転じて「福取り」の神として信仰されるようになったんだそうです。

(積極的な行動と素早さを象徴しています。)

時刻は17時–19時、方角は西を表しています。



戌(いぬ)
いぬは安産の守り神、そして金銀財宝の象徴でもあります。

貴金属は白い色をしたものが多いので、白い犬がいちばん尊いとされています。

(安全や保護や防御や忠誠、献身を象徴しています。)

時刻は19時–21時、方角は北西微南を表しています。



亥(い-いのしし)
山の中から飛び出して農家の人にけがをささせたりすることもあるイノシシですが、

実は「百姓のつくり神」と歌にもうたわれるとても大事な田の神・作物の神なのです。

(無病息災と一日の終りを象徴しています。)

時刻は21時–23時、方角は北西微北を表しています。


十支は、甲(きのえ)・乙(きのと)・丙(ひのえ)・丁(ひのと)・戊(つちのえ)・己(つちのと)・庚(かのえ)・辛(かのと)・壬(みずのえ)・癸(みずのと)の10個です。

この「十二支」と「十干」は、それぞれ独自の周期をもつ

年の数え方で、この二つを組み合わせて60年かけて

一周する年、または60日かけて一周する日を表し、

時刻や方角を示すときにも用いられます。

例えとして、丑の刻、丑三つ時も(真夜中の二時)時間で表しています。

また、十干はひと月30日を上旬、中旬、下旬、と10日ごとに

区切ったりします。

それとは別に西向く侍(さむらい)と言うコトワザも出来ました。

ご説明です。

陽暦には大の月(31日で終わる月)と

小の月(30日で終わる月)があって、

「西向く侍」は小の月の二・四・六・九・十一月を

指しています。

覚えやすいように「にしむくさむらい」と読みます。

ちなみに漢字の十一は縦に重ねると「士(さむらい)」と

いう字に似ているから、十一月のことを洒落て「侍」と言っています。

また、 新暦と違って旧暦の場合は、その年によって

大小の月の配列が変わってしまいます。

江戸時代、ある年の小の月(旧暦では29日)の組合せが

二・四・六・九・十一月だったときにこの言い方が出来ました。

太陽暦になった時、この言葉を思い出して使ったと思われます。

この干支(えと)は、今から3000年以上前、紀元前15世紀頃の

中国の殷(いん)で作られたとされる暦です。


十二支は動物の名前で呼ばれていますが、もともとは

植物の成長過程を12段階で表したものでした。


それが動物の名前に当てはめられることで、

人々に親しみが生まれ、各えとのキャラクターにも

様々な意味が込められ、そして信仰の対象となって

いったようです。

日本に伝わったのは6世紀頃で、仏教の伝来と同じ頃と考えられています。

今日はこれだけです。

また次回に、おたのしみにしてくださいね。

ありがとうございます。 感謝

[更新日付:2012/05/16 05:16:43]