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17/08/24 06:11 / 今日と明日の縁日とイヤシロチ

今日は、地蔵盆です。
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みなさん、おはようございます。

今日は、お地蔵様の縁日(月遅れの地蔵盆の日)

地蔵盆は全国的に行われている風習ですので、

昔から子供たちがお地蔵さまに花などを供えて祀る日です。

子供の頃から手を合わせ感謝する習慣は大人になっても

心優しい人になるかと思います。

とくに今の子供には必要な慣習かと私は思います。


地蔵盆のご説明です。


本来の地蔵盆は一般には寺院に祀られている地蔵菩薩を

対象とした祭りではなく、道祖神信仰と結びついた

路傍あるいは街角(辻)のお地蔵様が対象となっています。

また、地蔵盆は、子どもの守り佛として古くから

信仰されていました。

お地蔵さんは民間の信仰の神様でしたが、仏教に属する

地蔵菩薩様です。

この地蔵菩薩様はお釈迦様が入滅してから未来仏の

弥勒菩薩がこの世に現れるまで、人間界のみにあらず

地獄・飢餓・修羅・畜生・天といった六道すべてに

おもむき、人々を救済しました。

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平安時代以降に阿弥陀信仰と結びつき、地蔵信仰が

民間に広がり、道祖神と同じように村を守る役割も

果たすようになります。

そして、地獄の鬼から子供を救うとして子供の

守護神ともなり、現在にいたっています。

そこから全国に地蔵菩薩が広がり、それぞれの道端にも

石地蔵が見られるようになったのです。

しかし地蔵盆のように盛大にお祭りするところは

おもに関西周辺に限られているようです。

地蔵盆は関東にはあまりないような行事のようです。

それは、地蔵信仰の歴史のちがいによるもののようです。

京都では室町時代に地蔵盆が大流行しましたが、

東京では江戸時代になって、やっとお地蔵さんが

作られたのです。

それは、江戸にはお稲荷さん信仰が盛んだったようで

遅れて地蔵信仰が入ったようです。


普通、お地蔵様は地蔵菩薩様と呼びます。


地蔵菩薩様はお釈迦様の委託を受けて、お釈迦の入滅から

その56億7千万年後に弥勒様の出現するまでの間、

お釈迦に代って

六道(地獄道・餓鬼道・畜生道・修羅道・人道・天道)の

衆生を救うとされています。



また、子供の守り神ともされ、その死後、賽の河原での苦難

を救うと伝えられています。

みなさん、地蔵菩薩様の喜ぶことをしましょうね。

photo

お地蔵様の(地蔵菩薩様)御真言です。

(真言宗系) おん かかかび さんまえい そわか

(天台宗系) おん かかかび さまえい そわか

どちらの御真言でも良いですよ、写真をご覧になって

言霊で表現して下さいね。(ゆだねます。)


手を合せる風習を絶やしたくないですね。

ありがとうございます。感謝

[更新日付:2017/08/24 06:11:08]