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14/03/02 05:55 / おまじない(魔法)と潜在意識とイヤシロチ

明日3月3日は上巳の節供(桃の節供・雛祭り)です。おまじないの日でもあります。
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みなさん、おはようございます。

明日3月3日は上巳の節供(桃の節供・雛祭り)です。

おまじないの日でもあります。

明日は桃の節供(雛の節供)・雛祭りですね。

三月節供とも言います。

古来、三月の最初の巳の日に行われていたので

上巳(じょうし)の節句と言いました。

中国古代の風俗で、水辺に出て禊(みそぎ)を行い

酒を飲んで災厄を払う行事が、平安時代、貴族が

ひと形で体を撫でさすり、その後ひと形を

川に流し身を清める儀式となりました。



こうした風習がやがて雛(ひいな)、紙などで造った人形

遊びと結びつて広まって来ました。

室町時代になると中国より胡粉(ごふん)貝殻を焼いて

製した白色顔料を塗る技術が伝えられ次第に

上焼きのものに変わり毎年繰り返して飾る

雛人形になりました。

江戸時代の中期頃、現在の形が出来上がりました。



また、桃には意味があります。

桃は、早く花が咲き実が多く繁殖力が強いので、

字の作りの〈兆〉(きざし)は多産の象徴で

実の形が生命力を表現しています。

また花の赤色と特有の薬味が邪気を祓うとされており、

中国には桃にまつわる不老長寿の西王母伝説があります。

「桃源郷(とうげんきょう)」 という

ユートピアのお話や、能の演目にもある

「西王母(せいおうぼ)」という西方の女神の持つ桃は、

三千年に一度実をつけ、これを食べると

三千年長生きをするという言い伝えがあります。

桃には古来邪気を払う力があると言われることから、

桃の霊力で、病気や災いから逃れられますようにという

願いを込めて桃の花を飾ります

桃の木で作った弓や桃の木を彫刻した人形を

門口に立てたりしました。

日本でも、節分に行われる追儺式(ついなしき)では、

桃の木で作った弓と葦(あし)の矢を使って鬼を

追い払います。

また、日本でも古くから、水で身を清めて穢(けが)れを

祓(はら)う禊(みそぎ)が行なわれていました。

また中国から形代(かたしろ)による呪法が入り、

その一つの人形(ひとがた:紙・布・木などで

人の形を模した呪具)で、身体をさすって身の穢れや病を

移す事が行われました。

この禊祓いや人形にこめられた思いが、中国の上巳節や

雛遊びと結び付き、雛祭になっていったとみられています。

今でも祭りが終わった後、雛人形を川に流す

流し雛の風習が各地にあり、穢れを祓う心を伝えるものと

考えられています。

日本の民話、桃太郎民話もその一つだと思います。

簡単に考えると女の子の誕生を祝うおまじないの日ですね。

みなさん、明日は桃の花を自宅に飾り、厄払いをする事も

良いかと思います。



風習も、不思議ですが、何でもアリとして、

取り入れると楽しいですよ。

ありがとうございます。 感謝

[更新日付:2017/04/26 08:06:03]