みなさん、こんにちは。

今回のテーマは昨日に続き、

火打石とパワーストーンです。

パート2、切り火祓いについてです。

まずは昨日に続き、切り火のご説明からです。



昔、江戸時代では、職人や花柳界の人びと、危険な職に

就いている人びとが、これから仕事に出かける際に、

切り火をして出かけていきました。


たとえば、ＴＶ番組では、銭形平次や半七親分のように、

目明かしの親分がこれから命がけの仕事に出かけるという

場合に、奥さんが火打ち石を使ってカチカチと「切り火」

をだすというシーンが出てきます。


これは、切り火祓いとも言います。

古来、密教、仏教、古神道では、火の神は、家を守る

最高神(不動明王)れ、火には、呪術的な

魔除けの力があるとされていました。


切り火は、不浄を絶ち、邪悪を払い浄化するための

行為でした。

また、お寺などの本堂の御開帳の時など切り火祓いにより

あたりに漂う邪悪な霊は火をきらって退散するところから

古くから行われています



先人の方の簡単なおまじない(御呪い)です。


切り火祓いについてのご説明です。


この切り火を使う時に、大祓祝詞とか密教の御真言を

ご真言などを言霊で発すると素晴らしく

浄化能力がアップします。


また、切り火祓いの簡単な作法(方法)は

相手を後ろ向きにして、首の後ろで3回火を放ち

次右肩、次左肩というようにして各三回火を放ち、

祓いを行います。

尚、体の体調がすぐれない方は、首の後ろで9回火を放ち

次右肩、次左肩というようにして各9回火を放ちます。

それと人ではなく物を対象とした時は、最初は左で

カチカチカチと切り火を出し、次に右でカチカチカチと

切り火を出し、センターでもカチカチカチと切り火を

出します。

火打石を打つ時は、リズムを取って切り火祓いをすると

良いと思いますよ。


切り火は、練習も必要です。


切り火祓いの簡単な歴史についてです。

古くは古事記にも記されているように、東征の際

ヤマトタケルノミコトを守るために、おばの

ヤマトヒメがヤマトタケルに火打石を袋に入れて

持たせたのがはじまりといわれます。


また、切り火祓いに使う石は、火花が出る石でしたら

何でもアリとして使うのが良いと思います。


石にも意味があるので、その意味を踏まえて、

切り火祓いをするとより一層の効果が出ると思います。


色々なパワーストーンを使って見ると楽しいですよ。


みなさん、外出の時に、行ってらっしゃいと、

切り火で送り出されるのは清々しく気分のいいものです。

また、ネガティブな神様、厄病神様、貧乏神様などが

いる方にも良いと思います。

縁起の悪い事や危険な目に遭わないようにカチカチカチと

切り火祓いをすると人生の流れも良くなると思います。

ありがとうございます。　感謝