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12/05/17 21:51 / 簡単な六曜と廿八宿・十二直・二十七宿と下段、暦注のご説明

旧暦と新暦の暦の歴史
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みなさん、こんばんは。

今回は旧暦と新暦の暦について書きます。

みなさん、なぜ旧暦から新暦にシフトした理由を知っていますか。

それは、明治政府の都合で太陽暦(グレゴリオ暦)に変えてしまったのです。

まず、当時の明治政府が財政難を理由に、暦を、

いじることにより役人に給料の減額が出来たのです。

それは、現在の暦で、明治5年12月3日を明治6年1月1日とすることから始まりました。

また、太陽暦(グレゴリオ暦)に変える理由が、もう一つありました。

それは、近代化を進めるために暦を世界との共通の物差しとして持つことが必要でした。

それは、外交上の理由で、文明開化を掲げて外国と

付き合っていくためには、諸外 国と同じ太陽暦にする

必要があったのです。

古い暦を使っている未開国だと思われたら平等な条約を

結んでもらえないと考えたからです。

少し文が戻りますが、明治政府は新暦に改暦すると

明治5年の12月はわずか2日しかなくなりますから、

政府は12月分の月給も払わないことに決めました。

また翌年の明治6年は「閏月」がある年なので

13か月ぶんの給料を役人たちに払わねばなりません。

その1か月ぶんを節約するために1年がかならず

12か月であるグレゴリオ暦を採用しました。

そして最終的に明治政府は、もう1か月ぶんの月給を

2ヶ月分も節約することができました。

簡単なご説明でした。

ありがとうございます。感謝

[更新日付:2012/05/17 21:51:57]