みなさん、おはようございます。



私のチョット長い朝の、つぶやきです。

今回のテーマは、

わかっちゃいるけどやめられないです。

禅語、看脚下 （きゃっかをみよ） （かんきゃっか)

まず、みなさん、 植木等, ハナ肇とクレイジーキャッツの

スーダラ節の歌詞をご一読下さい。

この歌詞は誰にも、当てはまる歌詞です。

知らず、知らずに、思考する意識も、

わかっちゃいるけどやめられないです。

それでは歌詞をご一読下さいませ。

ちょいと一杯のつもりで飲んで

いつの間にやら梯子酒

気がつきゃホームのベンチでゴロ寝

これじゃ身体にいいわきゃないさ

分かっちゃいるけどやめられない



一目見た娘にたちまち惚れて

よせばいいのにすぐ手を出して

騙したつもりがチョイト騙された

俺がそんなにもてる訳ぁないさ

分かっちゃいるけどやめられない

あソレ

スイスイスーダラダッタ　スラスラスイスイスイ

スーラスーダッタ　スラスラスイスイスイ

スイスイスーダラダッタ　スラスラスイスイスイ

スイスイスーダラダッタ　スーダラダッタスイースイっと


狙った大穴見事に外れ

頭カッときて最終レース

気がつきゃ財布はスッカラカンのカーラカラ

馬で金儲けした奴ぁないさ

分かっちゃいるけどやめられない

あソレ

スイスイスーダラダッタ　スラスラスイスイスイ

スーラスーダッタ　スラスラスイスイスイ

スイスイスーダラダッタ　スラスラスイスイスイ

スイスイスーダラダッタ　スーダラダッタスイースイ



以上の歌詞ですが、人間の心理をついている文です。


人も期待したり、頼ったり、当てにしたり、すると

なぜか、裏切られる可能性が大きくなります。

禅語で、

看脚下 （きゃっかをみよ） （かんきゃっか) と言う

言葉があります。

同じ意味で「脚下照顧きゃっかしょうこ）」とも言います。

その意味は、

お寺などに行くと、廊下などに札が立ててあるところが

あります。

その立札を見ましたか、と言う意味です。

足元に気をつけなさい。

靴を揃えなさい。

これは、自分自身に向かって顧みることを忘れないように

と言う意味です。

例えば、

何かに頼って生きていると、それが失われた時に一歩も

進む事ができなくなります。

前を行く人の背中を追いかけていると、ふと見失って

迷子になる自分がいます。

上へ上へと昇っていく時も、上だけ見ていたのでは、

足元の岩を踏み外してしまいます。

だから、進みたいと思った時には自分の足元を

見てくださいと言う意味です。

毎日、不平不満、愚痴、悪口を言っていませんか。

他人の言った事やした事に対して批判ばかりする人、

人に「ああしろ！こうしろ！！」と注文つける人、

何か困った事が生じると、先ず他人のせいにする人、

禅語はそのようなことを、戒める言葉です。

わかっちゃいるけどやめられない、も因果応報の一つに

なるかと思います。

私も、わかっちゃいるけどやめられないです。

ありがとうございます。感謝